食堂ひとつむぎは知多半島のお野菜をたくさん食べることができる町のごはん屋さんです。2009年より、愛知県の南部にある知多半島の東浦町に根を張り、食材に教わりながらごはんを作り続けてきました。お野菜は同じ土地で採れた同じ品種でも収穫時期によって味や性質も変わりますし、生産者が違えばもっと変わることもあります。そのため、レシピにお野菜を合わせるのではなく、いつもお野菜の様子を確かめながら工夫して作っています。
「 食べ物は人の身体を作るものだから糧になるものを作りたい。」 一汁一菜のイメージから広げて、お外ご飯の楽しみも大事にメニューを考えています。お野菜を主素材に卵、魚、肉、お出汁の旨味も使って、1日に必要とされる野菜の半分以上を食べていただけるように作っています。 「 野菜が食べたいな 」そう思った時にまず思い出してもらえるお店を目指し、みんなが知っているいつもの野菜を色々な味で楽しんでいただけるように心がけています。
大事にしているのは心地よく食べ終えることができるお菓子であること。素材のバランスを大事に、シンプルな仕事をきちっとやる、それを掘り下げていく。その繰り返しでひとつむぎのお菓子を作っています。 代表的なお菓子、「豆腐のマフィン」は豆腐・国産小麦粉・米油・粗糖・豆乳・アルミニウムフリーベーキングパウダーを基礎材料にドライフルーツ、ナッツ、スパイス、ハーブなどを使って年間20種以上作っていて、いつ食べてもちゃんと美味しいな〜と店主は感じる大好きな自慢のお菓子です。それぞれのフレーバーを受けとめる生地は加水が多くて喉ごしが良く、世代を問わずファンが多いです。また甘過ぎず、生地がポロポロこぼれないのでお子さまのおやつにもよくご利用いただいています。 プリンは開店以来ずっと作り続けている全卵のシンプルなプリン、ほんのりビターなキャラメルバナナソースが特徴ですが、全体のバランスをいちばん大事にしています。
